昨日、経済産業省・中小企業庁より「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業」の事務局公募がスタートしました。

まだ補助金の本公募ではありませんが、事務局公募資料を確認すると今回のものづくり補助金の公募内容がどのようになるのかというのが概ね判明いたします。

これまで判明していたことも含めて、早速わかったことをまとめていきますと・・・・

・ものづくり補助金単体の予算額は、約763.4億円(昨年度より300億円程度少ない)
・事業の実施期限は原則平成29年3月末。(これは毎年延びているので、年度内に終わるというようになるかは不明)
・採択予定件数は、約6000件
・補助金公募スタートは、補正予算成立から1カ月後くらい
・補助対象経費と補助率は以下の通り。
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1、第四次産業革命型(いわゆるIoTやAI,ロボット関係の投資。最新型設備の要件は外れる見込み?)
 補助上限:3,000万円
 対象経費:機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
2、一般型
 補助上限:1,000万円
 対象経費:機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
3、小規模型
 補助上限:500万円
 対象経費:機械装置費、原材料費、技術導入費、外注加工費、委託費、知的財産権等関連経費、運搬費、専門家経費、クラウド利用費
※一般型・小規模型の場合は、以下の場合に限り補助上限額が増額。
 ・経営力向上計画の認定を受けて、雇用・賃金を増やす計画に基づく取組み:上限額2.0倍
 ・上記取組みに加えて、さらに最低賃金引き上げの影響を受ける場合:上限額さらに1.5倍(上記とあわせて3倍)

補助上限増額については、最低賃金引き上げの影響で賃金増加をしなければいけない場合は、一般型で3,000万円、小規模型で1,500万円まで補助上限額が増えるということです。
個人的な感想ですが、補助上限引き上げよりも審査の加点要素になった方が事業者様のためになるかなとは思うのですが、、、
最終的には加点要素としても認められるかもしれませんが、現時点ではわかりません。
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平成28年度第2次補正予算の審議が行われる臨時国会は、民進党代表選挙の日程などが考慮されて9月26日召集という流れで調整されているようです。
そこから予算審議がスタートしますので、間違いなくものづくり補助金は年内に公募がスタートするものと思われます。(11月中~12月初旬くらい)

採択件数が6000件ということで、前回よりも少なくなるため、今回もかなりの競争率となることが予想されそうですが、そのためにもそろそろ補助金申請に向けた準備をスタートさせておかないといけませんね。
少なくとも経営力向上計画の申請は、すぐにでもスタートさせておくことをお勧めいたします。

「経営力向上計画」の詳細については、以下をご覧ください。
経営力向上計画の右腕_背景あり

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平阪 靖規

(株)コムラッドファームジャパン 代表取締役、中小企業診断士、平阪中小企業診断士事務所代表、NPO法人YTD創業支援センター代表、「中小企業診断士の輪」管理人、TAC中小企業診断士講座講師。 1980年2月生まれ。2012年4月に診断士登録、2013年4月独立。2014年10月法人設立。 ITエンジニアとして約10年サラリーマンを経験し、その後独立。現在は中小企業診断士として、公的機関でのコーディネート業務や中小企業支援に従事。新規事業立上・Webマーケティングが専門。 趣味は登山と新聞切り抜き。