政府は8月24日の臨時閣議にて平成28年度第2次補正予算案を決定いたしました。
9月から始まる国会で審議され、衆参両院で可決成立いたしますと第2次補正予算が正式にスタートするということになります。

さて、中小企業・小規模事業者に関連する内容で見ていくと主な内容は次のようになっています。

【地域未来投資促進事業】予算案額:1001.3億円
・革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業(通称:ものづくり補助金)
 3,000万円、1,000万円、500万円のコースあり。雇用・賃金を増やす計画の場合は補助上限が倍増となります。
・中小企業IT経営力向上支援事業
 経営力向上計画とからめて、ITシステムの導入をする場合の費用の一部を補助。

【小規模事業者販路開拓支援事業】予算案額:120.0億円
・小規模事業者持続化補助金
 50万円、100万円(賃上げ、雇用対策、海外展開など)等のコースあり。
 採択予定件数は15,500者。ITを活用した取り組みを実施する事業者を重点的に支援。

ということで、例年実施された「ものづくり補助金」および「小規模事業者持続化補助金」は継続して実施されることになりました。
また、今回は特に「賃上げ」や「IT化」という点がキーワードとなっているように思われます。
7月からスタートした「経営力向上計画」の認定をからめることも必要となってきますので、これからの補助金をお考えの方は、今のうちに「経営力向上計画」の策定に取り掛かっておくことをお勧めいたします。

※経営力向上計画については以下をご確認ください。
経営力向上計画の右腕_背景あり

これ以外にも、IoTインフラ普及のための研究型補助金なども予定されていますので、ベンチャー企業で補助金を絡めた資金調達をしたいという事業者様も今回の補正予算の情報はアンテナを立ててご確認いただくとよろしいかと思います。

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平阪 靖規

(株)コムラッドファームジャパン 代表取締役、中小企業診断士、平阪中小企業診断士事務所代表、NPO法人YTD創業支援センター代表、「中小企業診断士の輪」管理人、TAC中小企業診断士講座講師。 1980年2月生まれ。2012年4月に診断士登録、2013年4月独立。2014年10月法人設立。 ITエンジニアとして約10年サラリーマンを経験し、その後独立。現在は中小企業診断士として、公的機関でのコーディネート業務や中小企業支援に従事。新規事業立上・Webマーケティングが専門。 趣味は登山と新聞切り抜き。