おもてなし規格認証とは、サービスの質を「見える化」することを目的に、経済産業省の事業として一般社団法人サービスデザイン推進協議会が運営している認証制度です。

IT導入補助金の加点要素となっていたので、それをきっかけに取得された事業者様も多いのではないでしょうか。

おもてなし規格認証は、レベルごとに4段階に分かれていて以下の通りとなっています。

・ 紅認証:サービス向上の取組に意欲的なサービス提供者(自己適合宣言)
・ 金認証:お客さまの期待を超えるサービス提供者(第三者認証【有償】)
・ 紺認証:独自の創意工夫が凝らされたサービス提供者(第三者認証【有償】)
・ 紫認証:お客さまの期待を大きく超える「おもてなし」提供者(第三者認証【有償】)

これまであくまで認証以上のメリットはありませんでしたが、融資制度と絡めて日本政策金融公庫から低利融資の支援が受けられるようになりました。

具体的には、おもてなし規格認証を取得した事業者(紫認証、紺認証又は金認証を取得した事業者に限る)は設備資金及び運転資金について、日本政策金融公庫から低利で融資が受けられます。
<貸付金利>
 紫認証・紺認証 :基準利率-0.65%
 金認証    :基準利率-0.4%

現在、日本政策金融公庫の基準金利は、1.81~2.40%(担保不要の場合)となっているので、紫認証・紺認証をもつ事業者様は、最低で1.16%の金利となります。
サービス業や小売、飲食業にとって活用できる制度となっていますので、資金調達をお考えの事業者様は「おもてなし規格認証」の取得も検討してみてはいかがでしょうか。

観光産業等生産性向上資金】の詳細については日本政策金融公庫のWebサイトをご覧ください。

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平阪 靖規

(株)コムラッドファームジャパン 代表取締役、中小企業診断士、平阪中小企業診断士事務所代表、NPO法人YTD創業支援センター代表、「中小企業診断士の輪」管理人、TAC中小企業診断士講座講師。 1980年2月生まれ。2012年4月に診断士登録、2013年4月独立。2014年10月法人設立。 ITエンジニアとして約10年サラリーマンを経験し、その後独立。現在は中小企業診断士として、公的機関でのコーディネート業務や中小企業支援に従事。新規事業立上・Webマーケティングが専門。 趣味は登山と新聞切り抜き。